笠間焼の製作と販売
ごあいさつ
近年、和食文化は日本のみならず、世界的に人気が高まり、あわせて和食器に対する注目度も高まってきております。このような中、海外で大量生産され、安価な和食器も 数多く流通していることもあり、日本国内の陶磁器製造業者は需要増加の恩恵を受けにくい状況となっております。
この度、笠間焼を世界に発信したいという同じ志を持った者同士、笠間焼を築き上げてきた伝統や技術に、新たな技術やデザインを取り入れることで、これまでにはなかった笠間焼が確立できると考えております。1つの例として、デザイン大国であるフィンランドのシンプルでスタイリッシュなデザインと笠間焼を融合させることにより、新しい笠間焼ブランドを構築し、購入年齢層の拡大を計画しております。個々では販路拡大を図ることは大きなリスクを伴いますが、組織化することにより、展示会への共同出展など、これまでよりも積極的に販売促進活動を行うことができます。合わせて、共同宣伝ではパンフレット、ホームページやfacebookなどのSNSを活用し、広域へ情報を発信し、販路拡大の実現化を図ります。また、研修会などの教育情報提供事業を行うことにより、常に新しい情報や技術を共有することが可能となります。
そこで、中小企業等協同組合法に基づ<事業協同組合を設立し、これらの計画を実現する為、組合員の連携強化、認識の共有化を図り、笠間焼のブランド力向上や販路拡大のための事業を推進すべく、協同組合を設立するものです。
笠間焼陶芸販売協同組合
代表理事 増渕 浩二